片岡球子 木版画
片岡球子 木版画 です。
片岡球子は(1905年(明治38年)-2008年(平成20年))、北海道札幌市の出身で昭和、平成の時代に活躍した日本画家です。平成元年には、文化勲章を受章しています。
幼いころから絵画を好んで描いており、勉強にも熱心で一時期、医者を目指していたこともありました。18歳には、東京の女子美術学校に入学し、日本画家の吉村忠夫に師事します。卒業後は横浜で小学校の教師として働き、それと同時に画家としての活動もしていました。
25歳には、日本美術院展に「枇杷」が入選しましたが、日本美術院に反対していた吉村忠夫からは破門されることになりました。
その後は、横山大観、小林古径、前田青邨らと交流をし始めます。片岡球子の作品は大胆でダイナミックな色使いである作風であるため、一部の人から「ゲテモノ」と言われましたが、小林古径からは「作風を変えてはいけない」と励まされました。
その後、人物画にも興味を持ち、その個性が開花しします。人物を描く際には、そのモデルとなる人物を入念に研究してから描いていました。
41歳には、日本画家、能書家である安田靫彦に入門しさらに腕を磨き上げました。50歳になって学校の教師を定年退職し、画業に専念。その時には、火山や富士山に興味を示し、全国の山を題材にして作品を描いていました。
61歳からは「面構(つらがまえ)」シリーズを描き始め、「面構 足利尊氏」「面構 徳川家康公」「面構 葛飾北斎」などが有名となりました。また「富士山」のシリーズも高い評価を受けるようになり、生涯現役の画家として活動。103歳で亡くなりました。
片岡球子の慈愛溢れる眼差しを感じる作品です。
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